筆者が小さい頃に父からもらった言葉
みなさんは座右の銘はお持ちですか?
座右の銘がないって人は、一つ「刻石流水」の意味を聞いていってください ^ ^
「座右の銘」とは
いつも自分の中に持っている、重要な言葉
時に自分の行動や、選択を決める軸になる言葉です。
よく就活でも聞かれることがあると思います。
それくらい大事なもので、その人の性格を決めると言っても過言ではありません。
これを期に自分の軸、芯についてどんな言葉がいいか考えてみてください。
一例として、父から教えてもらった「刻石流水」について紹介します。
【刻石流水】「受けた恩は石に刻め、かけた情けは水に流せ」
その言葉通り、
施してもらった事は忘れるな
施したことは忘れろ
という意味です。
友達に誕生日祝ってもらったのにお返しを忘れるとか
*小さいお菓子でも立派なお施し
「あ〜〇〇してあげたのにな〜」と思う事ありませんか?
人間忘れてしまう生き物だし、見返りを求めてしまうものです。
でも、どうせなら
自分のために何かしてくれる人がいたら、ありがたい事だし思いっきり恩返ししたい!
自分が相手のためを思ってやった事なんだから、見返りなんていらない!
そんな風に生きてた方が素敵かなって、私は思います。
なかなか、難しい事ですよね。
筆者は彼女に2万円のプレゼントをして、2千円のお返しが帰ってきた時は友達に相談しました(笑)
見返りを求めたり、見返りを気にする生き方は、
自分が何かをする目的が「見返りのため」になってしまって、
本当の意味での施しなんてできていない。。。。
そういった気持ちは相手にもバレるだろうし、いい関係にはなれないかもしれません。
だから、大切なことであり、とても難しいことだと思います。
自分の利益を考えずに何かをしてくれる人に私はなりたいし、その人のために何かしたいとも思います。
意識:目的論で考えよう
じゃあ、どうやったら恩着せがましい思いがなくなるのか?
よく人の行動は原因論か目的論で説明されます。
原因論「〜されたから、〜した」
目的論「〜するために、〜した」
どっちも正しいと思うけど、私は目的論を意識しています。
自分の行動は目的を果たすための手段
例えば、プレゼントを渡す時
・原因論
「(彼女は)1万円のプレゼントをもらったから、1万円のプレゼントを買った」
・目的論
「(彼女は)筆者の好きなチャーシューを作るために、2千円の食材を買った」
*筆者は焼豚を食べると喜びます。
目的論を考えると、自分の願望がわかります。
目的論は自分の願望を叶えるための手段としてその行動を選択する。
原因論は、周りのせいにで自分はこの行動を選択した。
なんか周りに左右されて、気持ちがない薄っぺらいような気もします。
何かされたからするんじゃなくて、
こうしたいから何かする!
自分がしたいことをするんだから、見返りなんて求めなくなるはずです。
*本当の願望が見返りじゃなく、その人のためならば(無償の愛)
原因論と目的論については「嫌われる勇気」で触れられていて
理解するのは難しいけど、とてもいい考え方なのでぜひ気になった方は読んでみてください。
行動:恩返し日記を書こう!
とにかく日記を書きましょう。
何か嬉しいことがあったら、その気持ちを刻みましょう ^ ^
日常の小さな幸せに気づけるようになりましょう。
書くネタがなければないほど、小さいことに目を向けられるようになるはずです。
小さいことでも、どうしてその人はそんなことしてくれたんだろう?って思えるようになったら素敵ですね。
自分の小さな思いやりにも気づいてくれる人が増えるのと一緒なんですから。
以上、素敵な人への一歩を!